ラーメン探究日記

主に自作ラーメンのブログ。経験から様々な目線で物事を捉え、その本質を探る日々。記事の内容については参考程度に流してください。でしたが反動で暫くラーメンから遠ざかります。また違う何かを見つけられる日までお持ちください。

飛騨高山 豆天狗@岐阜県 高山市 飛騨高山ラーメン 中華そば

DSC00275_20171003233455127.jpg
岐阜県の高山市にある
豆天狗に来てみました。


ご当地ラーメンの一つ
飛騨高山ラーメンの地域ですね。

一番歴史のあるまさごに向かうも臨休の為、豆天狗に来てみました。

DSC00293.jpg
最近は観光客も多いため英語表記もありますね。


とはいえこの豆天狗も昭和24年創業と歴史があります。

基礎知識として、飛騨高山ラーメンは普通とは異なる作り方をしている。
通常はラーメン店は、どんぶりでタレとだしを合わせ、スープを作るやり方ですが、

飛騨高山ラーメンは最初から全部味付けをしてしまうスープ。
要は鍋に醤油を入れて出汁を採る製法。

当然ですがこの作り方だと鍋のような感じになると思われます・・・
前から気になってたんです・・

どんなラーメンなのか?


それでは入店してみましょう。









カウンターへ
DSC00280.jpg



DSC00281.jpg
時間帯をずらして訪問したので空いてます。
通し営業なのも嬉しい所です。


舌代
DSC00283.jpg
中華そばとつけ麺もあるようです。



DSC00284.jpg
自家製麺のようで、ちぢれ麺に和風醤油味、これが高山中華そばのようです。
ネギを空中で切りどんぶりに投入する製法も行ってます。
これは鉄腕ダッシュでTOKIOも真似てましたね。


中華そば
DSC00285.jpg
むう!!
到着同時に強い醤油の風味!
濃い醤油色のスープですね。


DSC00288.jpg
スープを頂くと、風味からもそうですが、自分の予想とは裏腹な味。
醤油タレと出汁を一緒に長時間煮込むという事は同時に風味を失う事になるのでは?
味も一体化し、単調になりやすいのでは?
と思っていた・・・


だが、しかし!


濃い醤油感に引き立つ醤油、むしろ若い感じがします。
そして魚介仕立てで味に深みがありますね。

これはあの時に食べたのに似てるな・・
あの大将、やはりとぼけてたな・・笑



DSC00291_20171003233508f60.jpg
自家製麺のちぢれ麺。
加水率が低めでカップ麺に近い麺。
スープを良く拾います。



チャーシュー
DSC00289.jpg
低温ぎみで仕込まれてる予感です。


完食!
DSC00292.jpg
ご馳走様でした!


スープとタレを一緒に仕込む飛騨高山ラーメン。
この作り方で美味くなるのか?疑問でしたがお陰様で払拭されました。
むしろ通常の作り方より、難しいかも知れない。

恐らく、タレとスープを一緒に煮込んでこの味と風味を出すには温度管理が必要な気がします。
他にも見えない工夫がありそうですね。

飛騨高山ラーメンの真骨頂はココにあるのかも知れません。


DSC00278.jpg



関連ランキング:ラーメン | 高山駅



関連記事