2019/05/25
丸竹食堂@秋田県横手市 中華そば 十文字ラーメン

さて秋田ラーメンツアー2軒目。
ここで同じく栃木県の飛鳥君(新幹線&電車)と合流して7人なります。
秋田県にもご当地ラーメンが存在します。
十文字ラーメンです
十文字ラーメンが何だかすらも分からないまま、秋田に来てる・・それはなんぞや?
十文字ラーメンwikiより
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E6%96%87%E5%AD%97%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3
概要
あっさりとした醤油味で煮干や鰹節などを出汁に使用した和風のスープとかんすいを全く用いず独特の食感をもつ細い縮れ麺が特徴である。また、具材に関してはチャーシュー、ねぎ、メンマのほかに店にもよるが麸と蒲鉾が入るのも特徴である。
現在、当地では横手焼きそばと並ぶ食の観光資源となっており、首都圏の物産展などで出店してくる場合には、同一の店舗が十文字ラーメンと横手焼きそばを扱う事もある。ちなみに、横手市十文字町字海道下の国道13号沿いにある「道の駅十文字」のフードコートでは、横手焼きそば、十文字ラーメンの両方を供食している。
昔は、ナルトがのっていた。
正確には「十文字中華そば」という。
歴史
1935年(昭和10年)ころ、マルタマ(まるたま食堂)が創業したのが始まりとされる。あっさりとしており、かつて重労働の多かった時代におやつ代わりに食されることも多かったという。
まずはこの丸竹食堂です。

暖簾を逆にするとはやるねぇ~
注:偶々かも知れません。
人気店のようで結構入ってます。

水ではなくお茶なのがまた良いですね。
メニュー

中華そば

これが十文字ラーメン。
なんと脂が一切浮いていません。
そして麩と蒲鉾がトッピングにあるのが特徴でしょうか?

動物系を使用してないスープなので濃度がなく、かなりさらっとしており、和風の旨味がある。
なのにも関わらず風味はあまりグイグイくるタイプでもない。
一瞬この旨味は化調か?と思ったが、どうやら無化調のようで香りと旨味と粘度低さのバランスが私にそう思わせたのかも知れません。

麺は微かんすいのようでなんだか乾麺(カップ麺)のような食感です。
基本十文字系は無かんすいであることが多いとあるので後からかんすいに漬けた?か噴射した製法なのか?
この動物系なしのあっさりスープに普通のかんすい有の麺では麺が勝ってしまい全体バランスが悪くなる。
これが完成された十文字ラーメンなのでしょう!
完食!
ご馳走様でした!
動物系を使用してないので冷やしでも普通に成立するのは大きなメリット。
十文字ラーメンは正に現代のラーメンとは対極のラーメンでした。
それなのにも関わらず秋田では人気のラーメンである事は確か。

毎日食べても問題ない飽きないラーメンであると言えます。
ご当地ラーメンとして長い間、地域に根付くには必ず理由があると私は思っている。
そこには当時のかつて重労働の多かった時代におやつ代わりに食されることも多かったという。
重労働の・・この言葉はご当地ラーメンで良く聞く言葉。他の地方では重労働=こってりしたラーメンになる傾向がある。
そうではなく秋田県の十文字系はおやつとして食された。
今はまだ分からない。
秋田ツアー終了までに何かしら答えを出したいなぁ
それが分かれば人の本質も同時に知る事が出来るのではないだろうか?

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