ラーメン探究日記

主に自作ラーメンのブログ。経験から様々な目線で物事を捉え、その本質を探る日々。記事の内容については参考程度に流してください。でしたが反動で暫くラーメンから遠ざかります。また違う何かを見つけられる日までお持ちください。

インスタントポット  Sous Vide機能 【Instant Pot 60 Max】の場合

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アメリカで大人気のインスタントポットですが、日本でも徐々に認知されつつあります。
以前、各機能を紹介すると言いましたがやっと記事にまとめました。




インスタントポットとは?


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以前述べた
インスタントポット レビュー 購入編 【Instant Pot 60 Max】をどうぞ!

知っている方は飛ばして下さい。

Sous Vide


インスタントポットにはSousVideモードがあります。
「Sous Vide」という用語は「Under Vacuum」のフランス語で、【スービー】真空のプロセスを指します。
基本的には食品を密封して正確な温度にして維持する調理法。
真空を突き詰めるとそうとも言えないが、ここではスルーします。


操作方法


Instant Pot 60 Maxの場合
コントロールパネル
(https://instantpot.com/wp-content/uploads/2017/12/Max-6-Quart-Manual-English-web.pdfより)
Sous Videへのステップ

[Hour]フィールドをタップして選択し、中央のダイヤルを回して希望の時間に調整します。(時間の値)
このプロセスを繰り返して、[Minute]フィールドを調整します。(分の値)
[Temperature]フィールドをタッチし、中央のダイヤルを使用して増減します。(温度の値)
25℃〜90℃の範囲の温度を任意に設定できます。
[Start]をタップして開始します。3回ビープ音が鳴ります。
設定した時間が経過すれば調理が終了しビープ音が鳴ります。

そして、時間設定はなんと!
99:30分まで設定可能!
基本的には食材を気密袋に入れて水面下に水没させて調理するのがベター。



低温調理の温度データ(参考)


Instantpot65℃データ
内鍋に2Lの水を入れて65℃2時間設定した時の温度変化のデータです。
設定65℃に対して-0.5℃ぐらいの差がありますが測定誤差と諦めるしかないようです。


さらにインスタントポットのSous Videの凄い所Insytanpot昇温データ
このデータは65℃に1時間に設定した場合のデータです。

コントロールパネルの⑤に調理の経過がリアルタイムで見れるようになってます。
コントロールパネル
このデータの場合
Pre-Heat(余熱)45分 → Cock(調理)1時間となるのです。
要はきっちり余熱して設定温度になってから調理開始と認識になるのです。


さらに発展系の使い方


Sous Videは基本は密閉袋に入れて水没と言いましたが、考えてみてください。
インスタントポットはベースは炊飯器。蓋が締まります。
なので蓋を閉めれば無水調理や蒸し調理、さらに言うならば
空間で低温オーブンの様な事も可能なのです。←これはマニアック!


なので空間の温度を測定したデータがコレです。
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65℃に設定した状態で温度が不安定でムラがあるのが分かります。
設定した温度よりも低くなりさらに誤差は±5℃ぐらいはあると思って余裕を持った温度帯で調理することをお勧めします。



この様にインスタントポットは調理の幅はかなり広い事が分かると思います。
注:今回一つの調理モードの話しかしてません・・笑

この手の調理家電はどうしても時短や手軽さに目が行きがちですが、それは勿論のこと
蓋が閉まり密閉状態で調理するということは熱効率が良く省エネでもあり、安全性が高い。
そして内釜が軽いので洗い物も比較的簡単に出来ます。
また、私的に最大の魅力は自由度のある調理(マニュアル設定)が出来る事であると考えます。

また補足があれば追加していきます。

Sous Videモード完

   
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