
前書き
低温調理加熱のエビデンスを得るため。
時間のかかる実験を馬鹿みたいに繰り返すことにします。
きっと法則が見えてくる筈です。
いきなりこのページに来た人は何が何だか分からないと思うので下記↓へ飛んでください。
63℃30分と同等な加熱条件の算出@低温調理エビデンスへの道①
https://yapparimengasuki.com/blog-entry-1458.html
低温調理の加熱温度と時間を推定からの検証実験@低温調理63℃30分のエビデンスへの道②
https://yapparimengasuki.com/blog-entry-1459.html
それでは実験記事へ!!
↓ ↓
実験条件

今回の材料は豚モモ
脂身が少ないのでどの様な結果になるのか?

厚みは60㎜。
形状的には円柱状かな?

なぜ?重さを測らない?と言われそうなので計測
444g
◇実験条件
・材料 : 豚モモブロック 444g
・厚さ : 60㎜
・形状 : 円柱状
・調理器 : SANYO炊飯器
・温度計 : CT-621BT × 2
・狙い : https://www.douglasbaldwin.com/sous-vide.html
データだと円柱状:60㎜で2.5H。

・方法 : 64℃の湯煎時に材料を投入。
・冷却時間 : 参考のため
実験

スタート!
結果

このデータから
・63.5℃の到達時間は2時間10分。
予測値では2時間30分だったので良い線を行っている。
63℃30分だと2時間15分ぐらいでクリア出来る。
0.5℃短縮確認102分⇔130分=約21%

360g
ココからは参考データ

主軸のYが加熱温度。右側の2軸Yが冷却温度となっている。
加熱し終わった肉をソフト冷凍庫に入れて測定してみました。冷却表面温度の変動が激しく当てにならない。

上記の冷却データ。相変わらずデータ通りにならない。
何か?勘違い?違う事をしているのか?
まとめ
60㎜円柱状の豚モモを64℃で湯煎した結果
①64-05℃に到達=2時間10分となった。
②63℃30分基準=2時間15分となった。
③重量444g→360 81%

早くもちょっと飽きてきたぞぉ
地道なのは実を結ぶのが見えないから辛いね。
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