ラーメン探究日記

主に自作ラーメンのブログ。経験から様々な目線で物事を捉え、その本質を探る日々。記事の内容については参考程度に流してください。でしたが反動で暫くラーメンから遠ざかります。また違う何かを見つけられる日までお持ちください。

盛昭軒@筑西市 下館ラーメン

DSC04846.jpg
下館ラーメンを食べに盛昭軒へ行ってみました。

この佇まいどうですか?
何か惹かれません?


店舗情報だと通し営業になってますけど
ちょっと夕方早く着いてしまったのですが、どうやら通しではないようで、準備中になってました。

実は前にも同じ経験・・こちら
なので今度は時間を潰して意地でも行きます。
DSC04831.jpg
よし今度は暖簾掛かってる!
と思ったが準備中でも掛かってる・・(笑)
DSC04832.jpg
隣の駐車場に停めて
と思いながら入店してみると・・

17:20分頃着たら今度はお客さん多数来店しておりました・・・

ええ?
数分の間に?

どうやら人気があるようですね。


店内
DSC04833.jpg
昼はどうなのか分かりませんが、夜はおばちゃん二人で営業しておりました。
皆、常連さんなのか本などを読みながら、出来上がりを待ってるようです。

この懐かしい感じ・・
昭和だよねぇ


本題の下館ラーメンとは?
触れて置かなければなりませんね。

殆どの方。。ラヲタ除く・・
は知らないと思いますが、この下館の地に確かに根付いたご当地ラーメンがあるんです。

手っ取り早く知りたい方↓
下館ラーメン

下館ラーメン学会


昔ながらの中華そば的なラーメンなのですが、昭和20年頃から発祥し、現在までその味を継承してる店が残ってます。
鶏チャーシューと濃い醤油がそのスタイル。

その中でも一番知名度があるのがこの盛昭軒。
大勝軒系列じゃないよ?

『昭和に盛る店』が由来のようです。
創業は昭和32年。
自分が生まれる遥か前です・・汗


とりあえずラーメンを注文。
DSC04834.jpg
お通しが出てきます。

混んでるので少々時間が掛かってますが、お通しのおかげで気にならない。


ちなみにテーブル席しかないので、混雑時は相席になるのかな?
DSC04835.jpg
テーブルには酢が置いてあります。


ラーメン到着
DSC04836.jpg
ネギ、チャーシュー、ほうれん草、メンマ、ナルト、煮たまご。
昔ながらのスタイル。イイね。


まずはスープから
DSC04839.jpg
おおう!
何気に強い鶏ガラ感!
そしてカエシの濃い醤油感。
一瞬白河系が脳裏をよぎりますが、スープとカエシのこの感じがフレッシュな醤油を連想。
そして化調も使ってないようなダイレクトな味がします。
たまたまなのかどうか分かりませんが、これは好感が持てます。
人気の秘密は真面目にずっと作り続けて来たこのスタイルなのか?


麺は自家製麺のようです。
DSC04840.jpg
やや加水率の低めの中細ちぢれ麺ですが、ややラーショの麺に似てる印象。


DSC04842.jpg
コシが弱いわけでもなく相性も申し分ない。
抜群に良いですよ!
他店にも卸してるようですね。



チャーシュー
DSC04843.jpg
鶏ムネだと思いますが
パサついてやや硬めなので言われないと豚モモか?
と思ってしまうほど・・
どうやら若鶏ではなく出汁には最適な成鶏を使用してるようで、それで肉質が硬めなのかも知れません。
比較的安価である理由から下館ラーメンは鶏チャーシューを使っていたようで今でも継続されています。


ご馳走様でした。


現代で言うと鶏そばの元祖的な?

こんなラーメンが今も尚、残っているなんて素晴らしいですね。

白河や佐野、喜多方のような知名度は無いかもしれませんが
ここに間違いなくご当地ラーメンは存在する。


新たな発見。
下館ラーメン食べ歩きたくなってきましたよ~
DSC04847.jpg

盛昭軒

昼総合点★★★☆☆ 3.5



関連ランキング:ラーメン | 下館駅下館二高前駅


関連記事